海外から商品を仕入れる場合のよくあるトラブルと対処法
2019年06月29日
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トラブルが起きた時でも対応できるようトラブルの対処法や、もしもの時に弁護士保険が役立つことを記事でお伝えできたらと思います。
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「特徴のある商品を仕入れて他店と差別化したい」と思うと、海外の仕入れ先にも目を向けるようになります。
しかし海外の仕入れ元については国内取引と勝手が違うかも…と不安になりますよね。
今回はそうした方のために、海外取引の際によくあるトラブルと対処法をご紹介します。
トラブル1:商品が届かない
海外取引でよくあるトラブルの1つが、商品が届かないというケースです。
当然ながら、海外仕入れの場合は国内に比べて配送元との距離も遠いので、時間がかかります。
加えて、海外からの発送方法は飛行機や船などさまざまなルートがあるので、天候や紛失などの問題が起こる可能性も高くなってしまいます。
このような状況ではどう対応したらいいでしょうか。
余裕をもって仕入れをする
まずは、余裕をもって販売計画を立てておきましょう。
商品の仕入れが決まると発売日までの計画を立てていきますので、この時に無理のない発売日を設定します。
国内と同じ感覚で入荷するつもりでいると、発売日に商品が用意できないことになってしまいます。
仕入れ元に日本への輸出経験があるのであれば、通常どれくらいの日数で入荷しているか確認して、参考にするといいでしょう。
追跡コードで状況を確認する
海外からの仕入れでも、国内と同じく追跡コードで荷物がどこにあるかを追える場合があります。
トラッキングナンバーといい、日本の業者に渡されるまでか、依頼者に届けられるまで確認できることが多いです。
日本まで届いているのであれば、何かしらの事情で配送が遅れていると思われるので、日本の取次や配送業者に確認をしましょう。
逆に海外で止まっているのであれば紛失などの可能性もあるため、海外の仕入れ元に確認しましょう。
いずれにしても、トラッキングナンバーで荷物を追えることが前提です。
配送方法を選ぶ際に、安いからと言って追跡できないルートを選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
多少高くても荷物の状況を確認しておいた方が安心で、トラブル対応で余計なお金や手間がかかってしまうよりも、結果的に安くすむ場合もあります。
トラブル2:届いた商品に問題がある
海外取引でよくあるもう一つのトラブルが、届いた商品に問題があるというものです。
違うものが届いた、壊れている、サイズが間違っている、イメージしていたものと違う、などの場合があります。
こうした状況ではどう対応したらいいのでしょうか。
仕入れ元に連絡する
海外の仕入れ元には出来るだけ連絡したくない…と思うかもしれませんが、このトラブルがあった時は落ち着いて連絡を入れましょう。
仕入れ元がよほど悪意のある企業でない限りは、交換やキャンセルに対応してくれます。メールで連絡をする際には内容が伝わるよう簡潔に。
国内取引のように、内容と関係ないあいさつ文などを長く書いてしまうと、言いたいことが伝わらなくて無視されることもあります。
返品したい、交換してほしいなどの要望を分かりやすく書きましょう。
直接取引ではなく、間に取次の業者が入っている場合は、そこから連絡してくれることもあります。
ご自身の取引状況に応じて仕入れ元に連絡を入れましょう。
お客様に連絡する
予定していた商品が準備できなかった場合、お客様への対応も必要になります。
到着した商品に不備があったこと、正しいものを用意するため時間がかかることを丁寧にお知らせしましょう。
また、海外取引ではこうした問題が予測できるため、あらかじめ商品説明に「予定よりお届けが遅くなることもあります」など、一言添えておくといいでしょう。
その場合、お客様がキャンセルや変更を希望されることも考えられるので、どう対応するかお店で決めて、利用規約やご利用ガイドに記載しておくことをお勧めします。
トラブルの前にしっかりした契約を
このように、海外からの仕入れは国内と状況が異なります。
さまざまなトラブルが予想できるため、事前の契約をしっかり結びましょう。
国内の仕入れ業者と売買基本契約書を交わすのと同じか、それ以上に配慮する感覚です。
直接取引の場合は先方と相談して英文の契約書、間に取次が入っている場合は中間業者の規約に沿った契約があると安心できます。
海外との取引でもしっかりと手順を踏み、魅力ある品ぞろえを目指していきましょう。
参考サイト
https://aucfan.com/soudan-support/trouble-with-overseas/
https://the-buyers.jp/kaigai-3/
https://www.mkikuchi-law.com/article/14545574.html
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