マッチングアプリ詐欺の見分け方は?主な手口一覧と対策を解説
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元行政書士のフリーライター。
行政書士・土地家屋調査士の補助者を約10年務めたのち、行政書士として独立。
相続・遺言や農地関係、建設業許可などの業務に携わる。
現在はフリーライターとして、相続・遺言、離婚、不動産関連の記事や資格予備校のコラムなど、日々積極的に執筆活動を行っている。
「誰が読んでもわかる記事」を常に心がけている。
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「マッチングアプリで詐欺かどうかを見分ける方法がわからない」
「どんな詐欺手口や対策があるか知りたい」
マッチングアプリを利用中の方やこれから利用しようとしている方の中には、詐欺なのかそうでないかの判断ができず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
マッチングアプリ詐欺には、投資詐欺やデート商法、ロマンス詐欺などさまざまな種類があり、いつ誰が被害に遭ってもおかしくないほど年々被害が増加しています。
警察庁の調査によると、たとえば恋愛感情を抱かせて送金を要求する「ロマンス詐欺」は、令和6年6月1日〜令和7年5月31日までの1年間で2,010件発生しており、前年同期と比べて800件以上も増えています。
さらに、そのうち3割以上はマッチングアプリを通じた詐欺です。
マッチングアプリを悪用した詐欺は手口が巧妙化しているため、たとえばアプリ外での連絡を希望されても応じない、お金の話をされたら詐欺を疑うなど、特徴や見分け方を事前に知っておくことが重要です。
本記事では、マッチングアプリ詐欺の見分け方や主な手口一覧、対策について解説します。
最後まで読むことで、安心してマッチングアプリを利用するための知識や行動力が身につくでしょう。
記事の要約
- マッチングアプリ詐欺には、投資詐欺やデート商法などさまざまな手口がある
- 詐欺に遭わないようにするには、詐欺の特徴や手口を知り、冷静に対処する
- もし被害に遭ったときは、警察や運営会社、弁護士などに速やかに相談することが重要
- 弁護士費用が心配なら、日ごろから「弁護士保険」で備えておく
マッチングアプリ詐欺の主な手口一覧
マッチングアプリを利用した犯罪には、以下のような詐欺手口が存在します。
- 投資詐欺|儲け話で金銭を要求する
- デート商法|恋愛関係を装い高額商品を買わせる
- 結婚詐欺|結婚資金や生活費を名目にお金を騙し取る
- ロマンス詐欺|相手に恋愛感情をもたせて送金を迫る
- 有料サイト誘導|外部サイトへの登録を促し利用料を請求する
- 偽プロフィール詐欺|経歴や肩書きを偽って接触する
- 美人局・ぼったくり|異性を餌に法外な金銭を請求をする
- 宗教・マルチ商法の勧誘|宗教やマルチ商法に加入させセミナーに誘導する
- セクストーション|性的な画像や動画を送らせて脅迫する
- なりすまし|他人になりすまし情報や金銭を詐取する
いずれも被害者の気持ちにうまくつけ込んでくるため、マッチングアプリを利用する際は、「詐欺の可能性はないか?」とまず疑ってかかることが重要です。
それぞれの手口の特徴を見ていきましょう。
投資詐欺|儲け話で金銭を要求する
投資詐欺とは、仮想通貨やFXといった投資話を持ちかけ、金銭を要求する詐欺です。
加害者はターゲットと親密になり警戒心が薄れてくると、「あなただけに特別に」「必ず儲かる」などと言葉巧みに魅力的な話をちらつかせ、いますぐ投資すべきだと思わせる誘導を行います。
一度でもお金を渡してしまうと、その後追加で何度も請求され、全財産を奪われるおそれもあります。
また、お金を渡したあとで連絡が途絶え、そこではじめて詐欺だと気づくケースも少なくありません。
たとえ親しくなっても、お金の話が出てきたら要注意です。
お金の話が出た時点で距離を置いたほうがよいでしょう。
デート商法|恋愛関係を装い高額商品を買わせる
デート商法とは、相手の好意を利用して高額商品やサービスを購入・契約させる詐欺です。
加害者は魅力的な人物を演じて被害者を夢中にさせ、エステや宝石、ブランド品などの購入・契約を迫ってきます。
「購入しなければ関係を断つ」と断れない状況をつくって購入させ、商品を購入させたら音信不通になるケースが多いです。
デート商法で購入・契約させられた場合、消費者契約法による契約解除(消費者契約法第4条)やクーリング・オフ(特定商取引法第9条・24条・40条)の対象になる可能性があります。
しかし、中にはクーリング・オフできる「契約から8日間」は詐欺だと気づかれないよう関係を続け、期間が過ぎると連絡が取れなくなるケースもあるため注意しましょう。
たとえ気に入った相手でも、こちらにものを購入させようとする時点で「おかしい」と疑いの目をもつことが大切です。
結婚詐欺|結婚資金や生活費を名目にお金を騙し取る
結婚詐欺とは、結婚を匂わせておき、さまざまな名目で繰り返しお金を要求する詐欺です。
もちろん、加害者に結婚する気はありません。
加害者は時間をかけて被害者の信用を得たあと、結婚資金や親の入院、急なトラブルを理由に金銭の援助を頼んできます。
一度応じてしまうと、次々と新たな理由をでっちあげ、要求が止まらなくなる危険性が高いです。
いくら結婚を約束した相手でも、立て続けに金銭を要求されるのは異常です。
お金を要求されたら、渡してしまう前に距離を置きましょう。
判断が難しければ、信頼できる第三者や消費生活センター・警察相談専用ダイヤルなどの公的機関、マッチングアプリの運営に相談することをおすすめします。
消費生活センター・警察相談専用ダイヤルについては、本記事内の「警察や消費者センターに相談する」で詳しく紹介します。
ロマンス詐欺|相手に恋愛感情をもたせて送金を迫る
ロマンス詐欺とは、言葉巧みに相手の心を掴んで送金を要求する詐欺です。
直接会わず、自分に対して恋愛感情を抱いている相手に「会いたいから旅費を送ってほしい」「2人の将来のために一緒に投資しよう」などと言ってお金を騙し取ります。
そのほか、加害者が外国人を装う「国際ロマンス詐欺」という手口もあります。
この場合、加害者は偽の写真やプロフィールを使い、海外への帰国支援や医療費援助などの名目でお金を要求してくるのが一般的です。
いずれも「あなたのことを本気で想っている」「必ず返すので信じてほしい」などと情に訴えてきますが、一度でも応じてしまうと突然連絡を絶たれるケースがほとんどです。
どのような理由でも、マッチングアプリで出会った相手からお金を要求されたときは詐欺を疑ったほうがよいでしょう。
有料サイト誘導|外部サイトへの登録を促し利用料を請求する
外部の有料サイトに誘導し、利用料を請求する詐欺にも注意が必要です。
「退会するからほかのサイトでやりとりしたい」とほかのサイトを勧める手口が一般的で、無料と聞いていたにもかかわらず登録後に高額な利用料やポイント購入が必要になるケースも少なくありません。
また、登録の際に個人情報が奪われてしまうリスクもあります。
相手がマッチングアプリ以外でのやりとりを希望してきたときは、外部サイトへの登録が目的かもしれません。
外部サイトの登録を勧められたときは安易に応じず、決して個人情報やクレジットカード情報を入力しないようにしましょう。
偽プロフィール詐欺|経歴や肩書きを偽って接触する
偽プロフィール詐欺とは、サクラや業者が経歴や肩書きを偽ってターゲットと接触することをいい、アプリの利用者からお金を奪うことが目的です。
サクラと業者には、以下のような違いがあります。
| サクラ | そのアプリの運営会社が用意した偽物の会員。ほかの会員の利用率を上げることや有料プランへの誘導が目的。 |
|---|---|
| 業者 | 外部の詐欺グループのアカウント。ほかの有料サイトや高額サービスへの誘導が目的。 |
知り合って間もないにもかかわらず、外部サイトへの登録を促してきたり高額サービスを紹介してきたりした場合は、くれぐれも提案に乗らないようにしましょう。
また、連絡先を交換したり個人情報を教えたりしないよう注意してください。
美人局・ぼったくり|異性を餌に法外な金銭を請求をする
美人局(つつもたせ)やぼったくりは、魅力的な異性でターゲットを釣り、法外な金銭を請求する詐欺です。
たとえば飲食店やバーに誘導し、高額な飲食代やサービス料を無理やり請求する手口が多いです。
支払いを拒否すると共犯者が登場して脅してきたり、無理に現金を引き出させたりといった強引な手口も確認されています。
知り合ったばかりの相手から個室の飲食店やバー、ラウンジなど人目につきにくい場所に誘われたときや、店舗選びが一方的だったときは警戒したほうがよいでしょう。
また、支払いを強要されても応じず、店員や周囲の人に助けを求めたり警察に通報したりなど冷静に対応してください。
宗教・マルチ商法の勧誘|宗教やマルチ商法に加入させセミナーに誘導する
マッチングアプリで出会った相手と親密になり、宗教団体に加入させたりマルチ商法に参加させたりして有料セミナーに誘導する手口もあります。
たとえば無料説明会や食事といった身軽な誘いから始まって、徐々に高額なセミナーや物品購入に進展します。
何かに勧誘されること自体マッチングアプリの目的とは異なるため、勧誘を受けたらはっきりと断り、距離を取ることが重要です。
セクストーション|性的な画像や動画を送らせて脅迫する
性的な画像や動画を求められ、送ったあと脅迫に発展する「セクストーション」の被害が増えています。
被害者は主に男性で、加害者が女性になりすましているケースが多いです。
加害者は「裸の画像を送り合いましょう」と提案し、相手から裸や陰部の画像を入手します。
そしてその画像を被害者の家族や知人、SNSで拡散すると脅し、金銭や追加の画像を要求するのがよくある手口です。
中には、「このアプリならアダルトな動画を見せ合える」などと言って不正アプリのインストールを勧められ、電話帳データが抜き取られたケースもあります。
被害に遭わないためには、まず画像を要求してきた時点で疑いをもち、それ以上接触しないようにするのが重要です。
決して画像や動画を送ったり、勧められたアプリをインストールしないようにしましょう。
なりすまし|他人になりすまし情報や金銭を詐取する
マッチングアプリ上でのなりすましとは、加害者が芸能人や著名人、あるいは自分以外の一般人を装い、異性と出会う以外の目的でアプリを利用する行為をいいます。
自己承認欲求を満たすために年齢や容姿を偽っているだけの場合もありますが、中には金銭や個人情報を騙し取る目的でなりすましているケースもあります。
奪われた個人情報は、犯罪に使用されることもあるため注意が必要です。
相手から金銭や個人情報を要求された場合、詐欺である可能性が高いため絶対に応じないようにしましょう。
【2025年】最新の詐欺被害事例
マッチングアプリで詐欺に遭う人は後を絶ちません。
2025年には以下のような詐欺被害が発生し、事件になっています。
2. 【被害額1,440万円】投資詐欺+結婚詐欺(大分県)
3. 【被害額約70万円】障がい者を狙った美人局・ぼったくり(東京都)
いずれも巧妙に信頼を築き、被害者から金銭を騙し取っています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.【被害額987万円】SNS型ロマンス詐欺(新潟県)
2025年6月〜7月、新潟県に住む70代の男性がマッチングアプリで出会った60代の外国人女性を名乗る人物に騙され、金銭援助名目で16回、計約987万円を送金してしまいました。
初回振込時には口座に約13万円のお金が返金されたことから、男性は女性の「売上が上がればキャッシュバックがある」との言葉を信じてしまったと考えられます。
16回振り込んだあと、サイト上には1,800万円の利益があるように表示されていたものの、女性は引き出しに応じなかったため1円も戻らず。
そればかりかさらに金銭を要求され、不審に思っていたところに金融機関や警察から連絡が入り、詐欺に遭ったと気づいたそうです。
2.【被害額100万円】デート商法(福岡県)
3年前、福岡県に住む20代の女性がマッチングアプリで知り合った男性に誘われて、高額なコンサルティング契約を結ばされるデート商法の被害に遭いました。
女性はコンサルティングの話を持ち出されたときから怪しいと感じており、お金がないことを理由に契約を断ろうとしましたが、「お金が借りられるから借りてきて支払える」と言われ、契約しないと帰れないような雰囲気になったそうです。
結局、女性は言われるまま消費者金融で100万円を借り、支払ってしまいました。
その後も同様の手口で約400人が被害を受け、被害総額は数億円規模にのぼりました。
なお、100万円の被害に遭った女性は、被害を受けたあとすぐに消費生活センターに相談し、無事100万円を取り戻しています。
3.【被害額約70万円】障がい者を狙った美人局・ぼったくり(東京都)
障がい者を狙った美人局・ぼったくりにも注意が必要です。
視覚障がいのある20代男性が、障がい者向けのマッチングアプリで知り合った女性からバーに誘われ、合計約70万円を請求される被害に遭いました。
男性は飲み放題1人5,000円との説明を受けていましたが、「飲み放題の対象外」と称して高額な酒を次々と注文され、飲食代として40万円、さらに請求書が誤っていたとして約28万円を追加で請求されたといいます。
請求金額に驚きながらも「払わなくてはいけない」と思った男性は、容疑者らに連れられて近くのATMで現金を下ろし、支払ってしまいました。
なお、このぼったくりグループによる被害は2024年9月から2025年5月までの間に57件発生しており、総額約8,500万円もの被害が出ています。
マッチングアプリ詐欺はどう見分ける?特徴とサイン
これまで解説したとおり、マッチングアプリには詐欺が蔓延しています。
しかし、中にはもちろん本当に出会いを求めているユーザーも存在します。
詐欺かどうかを見分けるには、以下の特徴やサインを注意深くチェックするようにしましょう。
- 写真が美人すぎる・イケメンすぎる
- プロフィールが異様にハイスペック
- すぐにLINEやSNSに誘導したがる
- メッセージが定型文・やりとりが機械的
- 不自然に会いたがらない・または異常に会いたがる
- やたらと金銭や投資、ビジネスの話をする
少しでも怪しいと感じたら、すぐにやりとりを中止して通報やブロックなどの対応を徹底することをおすすめします。
それぞれ見ていきましょう。
写真が美人すぎる・イケメンすぎる
プロフィール画像がモデルのように美人すぎる・イケメンすぎる場合は特に警戒が必要です。
もちろん真っ当なユーザーの可能性もありますが、詐欺目的のユーザーは、多くの異性に興味をもってもらえるよう、不自然なほど魅力的なプロフィール写真を使用する傾向があります。
たとえば露出度が高い服や水着を着ているセクシーな写真を使っている場合、フリー素材や芸能人など、他人の写真で集客しているケースが考えられます。
プロフィール画像が美男美女すぎるときは安易に反応せず、常に詐欺の可能性を考えてプロフィール情報やメッセージの内容を確認しながら慎重に判断することが重要です。
プロフィールが異様にハイスペック
プロフィールに、異様にハイスペックな経歴や年収が書かれている場合は要注意です。
たとえば、以下のようなケースは詐欺の可能性があります。
- 職業が弁護士や医者、実業家など
- 高収入(年収1,000万円など)
- 高級住宅街やタワーマンションに住んでいる
そのほか、高級ホテルや食事など、贅沢な生活をアピールするような写真が投稿されている場合も詐欺を警戒したほうがよいでしょう。
詐欺ではなくても、遊び目的の可能性があります。
虚偽のプロフィールで相手を釣ろうとするケースは少なくないため、少しでも違和感を感じたらやりとりを控えましょう。
すぐにLINEやSNSに誘導したがる
マッチングアプリ内で関係を深める前に、LINEやSNSなどの外部ツールで連絡を取りたがる相手は警戒したほうがよいでしょう。
多くのマッチングアプリでは、24時間365日体制でスタッフとAIによるメッセージの監視が行われており、不審なやりとりや規約違反がないかをチェックされるためです。
そのため詐欺や勧誘目的の加害者は、「アプリを退会するから」「もっと親しくなりたいから」などと理由をつけてアプリ外に誘導しようとします。
外部で連絡を取ってしまうと、運営の目が届かなくなり被害が拡大しやすくなります。
アプリによっては外部連絡先の交換自体を禁止している場合もありますが、多くのサービスでは規約違反とされていないか、大きな問題が起こらない限り退会にならないことが多いです。
連絡先の交換を急かされたり、断ったあと急に態度が変わったりしたときは、詐欺の可能性があるため速やかに連絡を絶ちましょう。
メッセージが定型文・やりとりが機械的
送られてくるメッセージの内容にバリエーションがなく返答が不自然に早い場合、詐欺である可能性が高いです。
加害者は、あらかじめ用意してある定型文を複数の相手に一斉送信しているケースが多く、場合によってはAIでメッセージを自動生成していることもあります。
たとえば、「よろしくお願いします」「お話できてうれしいです」といった当たり障りのないメッセージが続く場合や、ズレた返答や矛盾した内容の返信が多いなら注意が必要です。
恋人を探しているにしては熱意が感じられない、会話が噛み合わないなどの違和感があれば、やりとりをやめて様子を見ましょう。
不安なら、運営への通報も検討してください。
不自然に会いたがらない・または異常に会いたがる
頑なに会うことを拒んだり、反対に早い段階で会うことを急かしたりする場合も、詐欺のリスクが高いといえます。
会うことを拒むケースでは、「仕事が忙しい」「家族の看病」などを理由に会う約束を先延ばしにし、最終的には金銭を要求してくるパターンが多く見られます。
一方で、とにかくすぐに会おうとするケースは美人局やぼったくりであることが多く、指定された飲食店やバーで高額請求を受けるのがよくあるパターンです。
やりとりの中で「なぜ会おうとしないのか」「逆になぜすぐ会おうとするのか」と疑問を感じたときは、詐欺である可能性を考えて距離をとることをおすすめします。
やたらと金銭や投資、ビジネスの話をする
金銭や投資、ビジネスの話が頻繁に出てくるなら詐欺を疑ったほうがよいでしょう。
マッチングアプリでまだ相手のことをよく知らないうちからそのような話をするのは、異性との出会い以外の目的でアプリを利用している証拠と考えられます。
加害者は多くの場合、信頼関係ができる前から投資の勧誘や副業の紹介など、お金が絡む話題ばかり持ちかけてきます。
お金に関する話題が出たときは安易に応じず、すぐに距離をとるようにしましょう。
運営会社への通報や、第三者・公的窓口への相談も状況に応じて検討してください。
詐欺に遭わないための対策チェックリスト
マッチングアプリで詐欺に遭わないよう、日ごろから以下のポイントを意識しましょう。
| チェック項目 |
|---|
| アプリ外での連絡を希望されても応じない |
| 儲け話や高収入アピール=詐欺という認識をもつ |
| プロフィールを見て不自然だと思ったらやりとりしない |
| 会話やメッセージに違和感を感じたらやりとりをやめる |
| 個人情報や連絡先はむやみに教えない |
| 怪しいリンクやURLを安易にクリックしない |
| ほかのユーザーのレビューや評価を確認する |
| 怪しい相手とはすぐに会わない・公共の場所で会う |
| 怪しいやりとりはスクリーンショットを撮っておく |
| 少しでも怪しいと感じたら運営に報告しブロックする |
| 疑わしい人物とは一切関わらない |
対策チェックリストは、定期的に見直すことをおすすめします。
誰もが詐欺被害に遭う可能性があることを念頭に置いておき、常に冷静な判断ができるよう心がけましょう。
万が一被害に遭った場合の対処法
マッチングアプリで詐欺の被害に遭ったときは、まず詐欺の証拠を集めましょう。
次に警察や消費者センターに相談し、運営会社にも通報します。
もし金銭被害や個人情報の流出が発覚したときは、口座の凍結やクレジットカードの停止を検討しましょう。
法的措置を行う場合は、弁護士への相談がおすすめです。
弁護士に依頼すれば、証拠収集へのアドバイスや加害者への返金交渉なども一任できます。
ここでは、被害に遭った場合の対処法について詳しく解説します。
証拠を集める
詐欺に遭ったら、速やかに全てのやりとりや金銭の流れなどを証拠として残しましょう。
証拠が揃っていることで警察や消費者センター、弁護士への相談時に状況をスムーズに伝えられます。
たとえば、以下のものを残しておきましょう。
- アプリやSNS上でのメッセージ
- 加害者の口座に振り込んだ記録(預金通帳や入出金履歴など)
- 加害者のプロフィール画面のスクリーンショット
詐欺事件の加害者は、被害者が詐欺に気づいたことを察知するとアカウントを削除する傾向にあります。
そのため、詐欺に気づいたらすぐに証拠を保存するのが重要です。
もしプロフィール画面やアプリ上のメッセージを保存する前にアカウントを削除されてしまっても、一定期間運営側にデータが残っていることがあります。
必ずしも保存できるとは限りませんが、会社にデータの保存ができないか問い合わせてみましょう。
警察や消費者センターに相談する
証拠を確保したら、警察や消費者センターに相談しましょう。
警察に相談する場合は、最寄りの警察署や交番に出向くほか、電話での相談も可能です。
電話で相談する際は、状況に応じて以下の番号を利用してください。
| 状況 | 番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 緊急の場合 | 110番 | 24時間365日対応 |
| 緊急性がない場合 | #9110 (警察相談専用ダイヤル) |
年中無休だが地域によって異なる場合あり |
消費者センターには、電話やメール、インターネットから相談できます。
電話の場合は、全国共通の消費者ホットライン「188(いやや)」にかけると、自分の地域の消費生活センターにつながります。
消費者ホットラインは原則として年中無休ですが、受付時間は各センターによって異なるため以下の公式ホームページで確認しておくとよいでしょう。
参考元:全国の消費生活センター等|独立行政法人国民生活センター
運営会社に通報し加害者のアカウントをブロックする
詐欺に遭ったとわかったらアプリの運営会社に通報し、加害者アカウントの利用停止や情報調査を依頼しましょう。
加害者のアカウントをそのまま放置すると、ほかのユーザーにも被害が広がる危険があります。
通報の際は、加害者とのやりとりやプロフィール情報などを証拠として添付するとスムーズです。
必要に応じて口座の凍結やカードの停止を検討する
必要に応じて、口座の凍結やクレジットカードの利用停止を検討しましょう。
基本的に、口座番号だけでは現金は引き出せませんが、暗証番号まで知られていると危険です。
クレジットカードは、番号・名前・期限・セキュリティコードがわかればオンライン決済や不正利用ができてしまうため、情報が流出している可能性があるなら一刻も早く利用を停止する必要があります。
不正利用の被害に遭った場合は、警察や消費者センター、弁護士への相談も有効です。
弁護士に相談する
詐欺被害で法的措置をとる場合、弁護士に相談・依頼するのがおすすめです。
弁護士に依頼すると、以下のような手続きをサポートしてもらえます。
| サポート内容 | 詳細 |
|---|---|
| 証拠集め | 必要な証拠の種類や集め方、保存のポイントなどのアドバイス |
| 刑事手続き | 警察への被害届提出や、刑事告訴のサポート |
| 民事手続き | 損害賠償請求や返還訴訟の代理 |
| 加害者との示談交渉 | 加害者との交渉代理(被害金の返還や再発防止など) |
弁護士に任せることで、手続きや交渉への精神的負担も軽減できます。
弁護士費用が心配なら弁護士保険で備えておこう
詐欺被害やほかの法的トラブルの備えとして、弁護士保険があります。
弁護士保険とは、法的トラブルが起きた際、弁護士に支払った費用の一部が補償される保険です。
弁護士に依頼し、加害者に対して被害金の返還請求を行ったケースを例に見てみましょう。
被害金200万円の返還請求を依頼したケース
・実際にかかった弁護士費用:55万円
・弁護士保険に加入していた場合の自己負担額:10万円
※着手金・報酬金が80%補償されるプランに加入していた場合
| 実際にかかった弁護士費用 | 弁護士保険に加入していた場合の自己負担額 | |
|---|---|---|
| 法律相談料 | 1万円 | 0円 |
| 着手金 | 30万円 | 6万円 |
| 報酬金 | 20万円 | 4万円 |
| 合計 | 51万円 | 10万円 |
あくまでも上記は一例ですが、50万円以上かかった弁護士費用が5分の1程度で済んでいます。
トラブルへの備えとして、加入を検討しておくとよいでしょう。
ただし、詐欺被害に遭ってから加入しても対象にならない点には注意が必要です。
また、刑事事件については、法律相談料は補償される場合もありますが、着手金や報酬金などは補償の対象外になるケースがほとんどです。
補償範囲は保険会社や契約内容によって異なるため、事前に規約を確認しましょう。
弁護士保険の詳細については、以下のページを参考にしてください。
関連記事:【2025年】弁護士保険を比較 人気ランキングから保険料、補償比較|弁護士保険ステーション トラブル別でおすすめの弁護士保険をご紹介
まとめ
マッチングアプリ詐欺の見分け方や詐欺の手口、対処法について解説しました。
マッチングアプリ詐欺を未然に防ぐには、詐欺の手口や特徴、サインなどを理解し、万が一被害に遭っても冷静に対応することが重要です。
被害に遭った際は、警察やアプリの運営会社、弁護士などへの相談をためらわないことが自分自身を守ります。
マッチングアプリを利用する場合は日ごろからチェックリストを活用し、詐欺被害は身近なものであるという認識を忘れないようにしましょう。
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弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際の費用を補償してくれる保険です。
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現代社会は、交通事故や離婚、労働問題など、さまざまな法律問題に見舞われがちです。そうした法律問題が降りかかってきた時に、弁護士保険に加入していれば弁護士に気軽に相談・依頼ができるので、問題の早期解決につなげられるでしょう。
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補償対象外 | - |
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