離婚する前に準備しておきたい5つのこと | 弁護士保険ステーション

離婚する前に準備しておきたい5つのこと

 

離婚で後悔しないために準備しておくことはある?

離婚時に不利にならないための対処方法を知りたい

 

「離婚しよう」と考えたとき、いきなり相手に切り出すのではなく事前にしっかり準備をしておくべきです。

 

以下では離婚前に準備しておきたいことを5つ、ご紹介します。

1.財産分与の資料を集める

離婚するとき、夫婦に預貯金や自宅などの財産があったら「財産分与」しなければなりません。しかし離婚話が始まると、相手が「なるべく財産を渡したくない」と考えて財産隠しをするケースが多々あります。
そのような問題を防ぐため、離婚話を切り出す前に家の財産についての資料を集めましょう。相手やあなたの名義の預貯金、生命保険や火災保険などの積立型の保険、自宅などの不動産、株券などの資料です。すべてについて原本やコピーを入手しましょう。

2.不倫の証拠を集める

相手が不倫している可能性があるなら、不倫の証拠を入手しておくことが重要です。いったん離婚話を始めてしまったら相手方らが警戒して会わなくなり、不倫の証拠を手に入れられない可能性が高まるからです。
LINEやメール、ブログなどのネット情報、写真やスケジュール帳、交通ICカードやクレジットカードも明細などを確かめ、必要に応じて探偵事務所も利用しましょう。

3.お金を用意する

離婚するときには意外とお金がかかります。別居費用やその後の当面の生活費が必要ですし、離婚調停を弁護士に依頼する費用なども必要です。
相手と具体的な話を始める前に、手元にお金を集めておきましょう。

4.別居先を検討する

離婚するときには、一緒に住むのが精神的に辛くなり別居するケースが多数です。
相手が家を出ないなら自分が家を出なければならないので、別居先の目途をつけておきましょう。たとえば実家に帰れるならそれでも良いですし、近隣に賃貸物件を借りる方法もあります。不動産屋に行き、めぼしい物件の家賃相場を調べたり引越費用の価額を調べたりしましょう。

5.離婚後の生活費のシミュレーションをしておく

離婚すると、それまでとはまるで家計の状況が変わってきます。生活費が足りないとあなただけではなくお子様も困ってしまうかもしれません。
まずは自分の収入を確保し、次に行政から受け取れる給付金を調べましょう。相手から受け取れる養育費はそこにプラスするイメージです。
行政から受け取れる給付金の金額や種類は自治体によっても異なるので、離婚前に一度役所に行ってどのような制度があるのか調べておくと安心です。

離婚に失敗しないためには綿密な準備と正確な知識が必要です。悩まれているなら、一度離婚に詳しい弁護士に相談してみると良いでしょう。

この記事を書いた人

福谷陽子
福谷陽子元弁護士
京都大学法学部卒。
在学中に司法試験に合格したが、その後すぐには司法修習に行かず、1年遅らせてそれまで行きたかった世界中のいろいろな国に出掛ける。その後司法修習に行き修習を終え、弁護士登録2004年に弁護士登録。弁護士として勤務し3年経たない間に独立。2007年陽花法律事務所を設立して女性の視点から丁寧で柔軟なきめ細かい対応を得意とする。離婚や債務整理、交通事故や各種の損害賠償請求、遺産相続、中小企業の契約や事業承継など、数々の事件を取り扱う。刑事事件にも積極的に取り組み、一部無罪を獲得したことも。2013年、体調の関係で事務所を一旦閉鎖。現在は10年間の弁護士の経験を活かしウェブでのライターとして活動。

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