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ペットトラブルってどんなトラブルがあるの?

困っている犬

犬や猫のペットが原因で、ペット関連の業者や近所の方々とトラブルが発生してしまうことがあります。

ペットは飼い主から見れば家族同然のかけがえのない存在ですが、当然、他者にとってはそうとは言い切れません。騒音が気になる人、アレルギーを持っている人も存在します。また、ペットが好きな人でも、他人のペットに噛みつかれたり、大事なものを壊されたりした場合には、やはり大きなトラブルに発展してしまうことがあります。

今回の記事では、ペットのトラブルにはどのようなものがあるのかについて、飼い主が加害者になるケースと被害者になるケース、それぞれの事例を交えながら、解説します。

飼い主が被害者になるトラブル

ペットのトラブルといえば、飼い主が加害者になるケースが先に連想されるかもしれませんが、飼い主が被害者になるケースも少なくありません。いくつかのパターン別に紹介します。

ペットショップやペットホテル・トリミング店との間に生じるトラブル


飼い主とペット関連の業者との間では以下のようなトラブルが発生するリスクがあります。
・ペットショップで購入したペットが先天的な病気にかかっていた
・ペットホテルに愛犬を預けたが、ホテルの管理不行き届きにより犬が脱走してしまい、結局見つからなかった
・トリマーに、犬の毛のカットをお願いしていたら、施術ミスによって大きなけがを負わされてしまった
これらのトラブルは数え上げるときりがありませんが、事例としては、糖尿病の犬(スピッツ9歳)の手術の際に、獣医の手術ミスにより飼い犬が死亡してしまい、裁判に発展したという事例があります。

ペットが他者に傷つけられてしまうトラブル


故意の有無はさておき、ペットが他者に傷つけられてしまうトラブルについても、たくさん起こっています。
・交通事故により、ペットが死亡してしまった
・ペットの連れ去り(盗難)にあってしまった
近年、犬や猫などのペットが交通事故被害にあい、飼い主が運転者に対して損害賠償を請求する事例が非常に増えています。

ペット用品やペットフードの不良によるトラブル


ペット用品やペットフードからトラブルが生じる可能性もあります。
・購入したペットフードが腐っていて、食べた猫が体調を崩してしまった
・ペットショップで購入した首輪をつけたら、部品の不良のため怪我をしてしまった
・犬用のおもちゃに欠陥があり、犬がけがをしてしまった
海外の事例ですが、アメリカで中国産のペット用ジャーキーを食べた犬や猫など600匹が病死するという事件がありました。
日本では、現在このような大規模な事例は今のところありませんが、同商品は日本にも輸入されており、今後起こりうる事件です。

飼い主が加害者になるトラブル

続いて、飼い主が加害者となるトラブル事例について紹介します。

ペットが人や物に噛みついたりひっかいたりしてけが・破損をさせてしまうトラブル


ペットに関連するトラブルとして典型的な事例です。
被害者の怪我が重大なものになればなるほど、深刻なトラブルになってしまいます。
・犬が隣家の子どもに噛みついてしまい、大きなけがをさせてしまった
・猫が近所の車をひっかいてしまい傷つけてしまった
犬や猫が他人を怪我させてしまったケースは頻繁に起こっています。
小型犬でも高額な賠償に発展したケースがあり、小型犬が近所に住む人に噛みついて被害者の方の手に障害が残ってしまったケースでは、裁判の結果約1940万円の支払いが飼い主に命じられました。

ペットの騒音や異臭によるトラブル


特に都市部では、隣家との生活圏が近いこともあり、騒音や異臭に関するトラブルが絶えません。
・犬の鳴き声がやかましくて、夜眠れないと近隣住民から訴えられてしまった
・猫が近隣の住居や庭に勝手に入り、フンをするなど迷惑な行為をしてしまった
やや極端な事例ですが、2012年12月に数匹の野良猫に餌付けをしてペットとして飼っていたいた女性が、近所の住民から殺されてしまう事件がありました。この女性は、「異臭がしてたいへん迷惑」と事件の前から、評判が悪かったとのことですが、トラブルが大きくなった結果、最悪の結末を迎える結果となってしまいました。

ペットが他人のペットを傷つけてしまうトラブル


ご自身のペットが、他の人のペットを傷つけてしまう事例も多く怒っています。
・飼い犬を散歩中に他の犬に噛みついてしまい、けがをさせてしまった
・ドッグランで他の犬にとびかかってしまった
犬同士のトラブルの場合でも、ただのケンカと油断できません。
大きなけがや死亡事故に発展したケースも多数ありますし、被害にあった犬の飼い主から高額な損害賠償が請求されたというケースも報告されています。

まとめ

困っている猫

ペットに関するトラブルについてパターン別に事例を紹介しました。

飼い主にとっては家族同然のペットでも、日本の法律上は犬や猫は「物」として扱われています。動物に対するスタンスや考え方も人によってそれぞれです。そのため、トラブルが発生した場合に当人同士では話し合いが平行線になり、より大きなトラブルになってしまうことも珍しくありません。

トラブルを未然に防ぐ、あるいは大きくなる前に対処するには、まずペットの飼い主にマナーや礼儀が求められます。しかし、現代はマナー・礼儀だけでは不十分です。トラブルが発生した際に適切な態度・対処法を取ることが求められています。

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