弁護士費用を安く抑える方法・探し方は?知っておきたい弁護士費用の相場と紹介制度についても解説!
2021年12月17日
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弁護士保険ステーションは弁護士保険会社4社を徹底比較するサイトです。
トラブルが起きた時でも対応できるようトラブルの対処法や、もしもの時に弁護士保険が役立つことを記事でお伝えできたらと思います。
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「弁護士に相談するのは費用が高そう…」
「安く抑えられないのかな」
そんな悩みを持っていませんか。
結論、弁護士費用は安く抑えることができます。
この記事では、高そうなイメージのある弁護士費用を安くする方法と弁護士費用の相場について解説します。
読めばハードルが高く感じていた弁護士も相談しやすくなるはずです。
記事の要約
- 弁護士費用を安く抑えるには、初回無料相談や複数の法律事務所で見積もりを取るなどの方法がある。
- 弁護士を探す際には、法律事務所の所在地や専門分野、弁護士のプロフィールや実績、費用を確認する。
弁護士費用を安く抑える方法
弁護士に相談・依頼する時、どうしてもかかってしまう弁護士費用。
上述したように安く抑えることができます。
そのための制度があるからです。
敷居が高い弁護士への相談ですが、ハードルを下げる方法を紹介します。
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弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際にかかる費用を補償する保険です。
毎月の保険料を払うことで”自分の顧問弁護士を雇う”ようなイメージで使うことができます。
- 自己負担を抑えて、弁護士に相談や依頼ができる
- 被害を受けたときだけでなく、加害者になった場合でも利用できる
- 弁護士探しのサービスが利用できる
といったメリットがあります。
2006年より施行された「保険業法等の一部を改正する法律」で定められた、「少額短期保険」に該当します。
この保険がつくられたおかげで、これまで日常生活において接点がなかった”弁護士”が身近になりました。
また、弁護士としても決して安くはない弁護士費用を回収しやすくする弁護士保険の存在は、ありがたいものです。
実は身の回りに数多く存在している法的トラブルに備える入口としては最も敷居が低いでしょう。
他にも民間の事業者ではなく、国の運営する制度も紹介します。
法テラス(日本司法支援センター)
法テラス(日本司法支援センター)とは、国によって設立された法律トラブル解決のための総合案内所です。
利用条件はあるものの弁護士・司法書士に相談する手段としては非常にハードルが低いものです。
- 無料の法律相談が受けられる
- 弁護士費用を立て替えてもらえる(民事法律扶助)
- 弁護士費用が安くなる
といったメリットがあります。
こちらも2006年に総合法律支援法に基づき設立されました。
「窓口が一本化されていない」
「経済的な理由で専門家に相談できない」
「近くに専門家がいない」
といった従来の問題点を解決するためにつくられたため、”無料相談窓口”が設置されています。
無料相談によって設立以来、法律の情報提供を行う”法テラス・サポートダイヤル”の利用件数は448万件、
民事法律扶助の無料法律相談の利用件数は351万件、
弁護士・司法書士費用などの立替えを行った件数は146万件を超えています。
これら制度によって弁護士への相談のハードルが大きく下がりました。
法テラスの利用には収入条件があるため弁護士保険を検討するのがいいでしょう。
では、実際に弁護士費用(相談・依頼する費用)はどれくらいかかるのでしょうか。
あくまで目安ですが、相場をイメージする参考にしてください。
弁護士費用の相場
弁護士費用は本来、弁護士と依頼人の間で自由に決められるものですが、大体の相場は存在します。
これは2004年に廃止された”報酬会規”の名残や事務所ごとの報酬基準があるためです。
決して個々の弁護士が”言い値”のように決められる訳ではありません。
ここでは相談・着手金・成功報酬といったイメージがしやすいように事件ごとの弁護士費用をご紹介します。
事件ごとの弁護士費用
- 相談(初回)
30分: 5千円
法律相談当日に事件を受任し、着手金を支払う場合は当日の法律相談料はかからないことが多い - 相談(2回目以降)
30分: 1万円 - 内容証明郵便作成・発送(本人名義)
簡単な内容:1万円
複雑な内容:1万5千円~2万円 - 内容証明郵便作成・発送(弁護士名義)
簡単な内容(2枚まで):3万円
複雑な内容(3枚以上):4万~5万円
文書作成 / 契約書作成:3万円~公正証書にする場合は、基本料金に3万円追加
公正証書遺言作成は、実費を含めて15万円~17万円 - 交渉(示談交渉)
着手金:10万円~
成功報酬:20万円〜(請求する金額によって変動) - 裁判
着手金:30万円~
成功報酬:30万円~(請求する金額によって変動) - 不動産訴訟(不動産の売買や賃貸におけるトラブルでの訴訟)
着手金:30万円~
成功報酬:70万円~(請求する金額によって変動) - 境界確定訴訟
着手金:40万円~60万円
成功報酬:40万円~60万円 - 共有物分割訴訟(共有で持っている不動産などの共有状態を解消する)
着手金:20万円~
成功報酬:50万円~(請求する金額によって変動) - 金銭消費貸借(貸したお金を返してほしい)
着手金:10万円~
成功報酬:20万円~(請求する金額によって変動) - 連帯保証債務(無断で連帯保証人にさせられた)
着手金:10万円~
成功報酬:20万円~(請求する金額によって変動) - 消費者問題(騙されて契約を結んでしまった)
クーリング・オフ通知書作成の手数料:1〜5万円
着手金:5万円~
成功報酬:10万円~(請求する金額によって変動) - 交通事故訴訟
着手金:20万円~
成功報酬:50万円~(請求する金額によって変動)
加害者が保険に加入している場合は、支払いが確実なので、着手金を低額にすることが多い - 離婚調停
着手金:20万円
成功報酬:20万円 - 離婚訴訟
着手金:30万円~50万円
成功報酬:30万円~50万円 - 相続/遺産分割事件
着手金:40万円~
成功報酬:60万円~(請求する金額によって変動) - 自己破産
着手金:20万円~
成功報酬はない場合も多い - 債務整理(過払い金を取り戻したい)
着手金:債権者数×2万円(最低5万円)
成功報酬:0~30万円 - 刑事(交通事故の加害者となり逮捕されたので弁護してほしい)
着手金:30万円~50万円
成功報酬:30万円~50万円
(※注1)
このように、事案や弁護士によってかかる弁護士費用はさまざまです。
そうなると気になるのは弁護士選びですよね。
弁護士を紹介してもらうなら
「弁護士に知り合いなんていない…」
「どんな人に相談したらいいんだろう」
そんな風に考えるのが当たり前だと思います。
良い弁護士選びは法律の専門家ではない私たちには非常に難しいです。
そのため”信頼できる人からの紹介”というのが現実的な選択肢でしょう。
弁護士を紹介してもらえる先は2つあります。
- 知人に紹介してもらう
- 護士会に紹介してもらう
法律相談というものは、しばしば不安に思うものです。
「本当にこの弁護士を信じていいのだろうか」
「あの話はどのくらい進捗しているのだろうか」
「他の弁護士はどうなんだろう」
こうした不安を常に抱えながらトラブル解決まで耐えることになる可能性もあります。
そんな時、紹介元である知人がいればその人に気軽に話をしたり、悩みを聞いてもらえるでしょう。
万が一、弁護士への不満がある場合にも知人を通して話をしてもらえたり、弁護士とのトラブルも知人を介して対応できるため安心です。
気軽に話しやすい知人をあたってみましょう。
「弁護士を紹介してくれる知人がいない」
「知人にトラブルのことを知られたくない」
そんな時は弁護士会から紹介してもらうことができます。
各弁護士会では、有料の法律相談を行っています。
法律相談の後、弁護士を斡旋してもらいます。
もちろん弁護士との相性や専門分野によって法律相談とは別の弁護士に依頼することもできます。
弁護士会からの紹介の事案であれば、弁護士会は弁護士に対して報告書を求めたり、監督指導してくれます。
万が一、弁護士に不満がある場合には弁護士会に相談することもでるので安心です。
近くに「弁護士会の支部」か「法律相談センター」がないか確認してみましょう。(※注2)
まとめ
- 弁護士費用を安く抑える方法
- 分野別の弁護士費用の相場
- 弁護士の紹介制度
について解説しました。
弁護士費用は単純に高いというより、幅があり事案によって変わるため、分かりづらいと言えます。
高額になり得る弁護士費用のために、
「経済的に弁護士への相談ができない…」
という人が弁護士保険によって救われたらと思います。
この記事をまとめると、
- 弁護士費用を安く抑えるすなら弁護士保険
- 収入が少ない場合には法テラスに相談
- 弁護士を紹介してもらうなら知人か弁護士会
弁護士への相談の第一歩として、まずは弁護士保険を加入してみることをおすすめします。
参考:
※注1)河原崎法律事務所『弁護士費用の概略/着手金,報酬(相場)』
https://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2fee.html
株式会社カイラス少額短期保険『弁護士費用ってどれぐらいかかる?弁護士費用の種類とトラブル別の弁護士費用の目安』
https://kailash.co.jp/legals/post-4140/
ベリーベスト法律事務所『民事事件を弁護士に依頼した場合にかかる弁護士費用について』
https://www.vbest.jp/roudoumondai/columns/323/
※注2)河原崎法律事務所『法律事務所/弁護士の探し方、選び方』
https://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2lawyer.html
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「もしもの高額な支払いに備える」弁護士保険とは?
弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際の費用を補償してくれる保険です。
保険料の相場は月額3,000円程度です。そのため、30万円という着手金の相場額を考えると、保険に加入してから9年以内に弁護士に依頼すれば、元が取れます。
現代社会は、交通事故や離婚、労働問題など、さまざまな法律問題に見舞われがちです。そうした法律問題が降りかかってきた時に、弁護士保険に加入していれば弁護士に気軽に相談・依頼ができるので、問題の早期解決につなげられるでしょう。
弁護士保険を活用すると、法律相談料や着手金を全額補償してもらえる場合があるため、金銭的な不安も解消できます。弁護士への依頼に際して金銭的な不安を解消したい方は、弁護士保険に加入することをおすすめします。
「弁護士保険ステーション」では、弁護士保険取扱会社による4つの弁護士保険の「料金」「補償」「付帯サービス」などをわかりやすく比較できます。
保険によっては、保険加入後に弁護士保険に加入していることを示す「リーガルカード」や「ステッカー」が配布されるので、トラブルの抑止効果が期待できます。
そのほか、弁護士保険では、「弁護士紹介サービス」や「相談ダイヤルの設置」など、便利な付帯サービスが用意されています。
どの保険もサービスが充実しているので、ぜひ加入を検討してみてください。
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
100%※1 2.2万円/事案まで |
100%※1 300万円/事案まで |
80% 200万円/事案まで |
1,000万円 |
- ※1 実費相当額
- 単独型 弁護士保険 9年連続(2013~2021) 保有件数No1!
- 家族特約でご家族の保険料は半額!
- 弁護士費用の補償・トラブルの予防サポートサービス付保険
法律相談料 | 偶発事故※4 | 一般事件※5 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
なし ※1 |
70% ※2 |
70% ※2 |
1,000万円 |
- ※1 初回法律相談60分無料の弁護士を紹介
- ※2 着手金の次の①②のいずれか少ない金額
①被保険者が弁護士に支払う金額
②(基準-5万)×基本てん補割合(原則70%)
- 追加保険料0円で家族も補償
- 提携弁護士による初回60分の無料法律相談が可能
- デビットカードでの支払も対応
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
100%※1 2.2万円/事案まで |
100%※2 100万円/事案まで |
100%※2 100万円/事案まで |
1,200万円 |
- ※1 実費
- ※2 保険金は(基準額 - 免責金額)×100%です。
報酬金:(基準)×50%
- 20分間の無料弁護士相談など付帯サービスが充実
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法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
実費 10万円を限度 |
実費 300万円を限度 |
補償対象外 | - |
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