【弁護士相談の最適なタイミング】トラブル早期解決のポイントについて300人に調査!
2023年11月24日
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この記事を書いた人

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弁護士(東京弁護士会所属)
税理士法人での勤務を経て、現在は弁護士として活動中。
企業法務(予防法務、紛争対応、顧問契約など)から個人(相続、交通事故など)まで幅広く対応しております。
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記事の要約
- 弁護士への相談が遅れると、本来早期に解決可能だったトラブルも対立が激化し、解決が長引くことがある
- 弁護士を探す時に「知人・紹介」を利用することが最も多い
- 80%の人が弁護士を利用して「満足した」と答えた
- 弁護士に相談するタイミングは早ければ早いほど良い
- 「もしもの高額な支払いに備える」ためには弁護士保険への加入がおすすめ
「弁護士に相談したタイミングはいつですか?」
1位「自己解決が難しいと判断した時」
「訴訟や調停を起こしたい(起こされた)」「相手方の代理人弁護士から内容証明郵便が届いた」など、ご自身での対応が難しくなった段階で弁護士に相談されるケースは少なくありません。
確かに、軽いトラブルであれば、弁護士に相談せず解決できることもあるでしょう。しかし、上記のように自己解決が難しいと判断したタイミングで弁護士に相談される場合、本来であれば早期に解決できたはずのトラブルであっても、それまでのやり取りでお互いが激しく対立し、解決までに長い時間がかかってしまうことが少なくありません。
2位「トラブルが起こってすぐ」
「離婚したい(したいと言われた)」「遺産相続の話し合いに応じてもらえない」「残業代が支払われなくて困っている」など、トラブルが起こってすぐに弁護士に相談されるケースも少なくありません。
この段階では、既にトラブルが発生しており、相手方との交渉が必要となってきます。すぐに弁護士に相談することで、トラブルの解決に向けた適切なアドバイスを受けることができるでしょう。また、弁護士が代理人として相手方と交渉することで感情的対立が和らぎ、訴訟や調停など裁判所での法的手続きに移行せず、迅速にトラブルを解決できることもあるでしょう。もっとも、弁護士が間に入り対立構造がより明確になることで、紛争が激しくなる場合もあります。
3位「トラブルが起こる前」
「配偶者と別居しており今後の対応を相談したい」「遺言書を作成したい」「取引相手との契約書を作成・チェックしてほしい」など、弁護士はトラブルが起こる前の相談にも対応しております。
トラブルが起こっていないにもかかわらず弁護士に相談してよいものかどうか、迷われている方も多いでしょう。しかし、トラブルが起こる前の早い段階で弁護士に相談することで、今後発生するかもしれないトラブルを可能な限り未然に防ぐことができます。また、仮にトラブルが発生したとしても、事前に弁護士に相談していたことで、迅速かつ有利にトラブルを解決できる可能性が高まります。
「弁護士を探す時に利用した手段は何ですか?」
1位「知人・紹介」
弁護士の知り合いがいる知人などから弁護士を紹介してもらう場合、事前にその弁護士の人柄や経験を知ることができるため、安心して法律相談に臨むことができるでしょう。また、弁護士を探す手間を省くこともできます。
一方で、その弁護士が、法律相談したい分野について専門的な経験や知識を有していない場合であっても、知人からの紹介ということで断りにくかったり、途中で弁護士を変更しにくかったりすることもあるでしょう。また、知人に対し、弁護士を紹介してほしいと相談することに抵抗を感じる方もいらっしゃるかと思います。
なお、弁護士は守秘義務を負っていますので、弁護士が紹介者に対し、具体的な相談内容を勝手に話すことはありませんのでご安心ください。
2位「インターネット検索」
インターネットで探す方法としては、「地域名+相談分野+弁護士」といったキーワードを検索エンジンで検索する、弁護士検索サイトや口コミサイトで調べる、といった方法があります。
「自宅から近い法律事務所で相談したい」「弁護士費用を安く抑えたい」など、人それぞれ、弁護士を探すときに重視する点は異なります。そんなとき、インターネット検索では選択肢が多いことから、法律事務所を比較してご自身のニーズに沿った弁護士を探すことができます。
一方で、選択肢が多いことから弁護士を探す手間や時間がかかります。また、インターネットに掲載されている情報だけでは、ご自身に合う弁護士かどうかは分からないというデメリットもあります。
3位「弁護士会・法テラスに問い合わせ」
弁護士登録している弁護士が全員加入する「弁護士会」という組織が各都道府県に設置されています。弁護士会では一般の方向けに、法律相談や弁護士の紹介業務などを行っています。事前に相談分野を特定して予約することで、当該分野に詳しい弁護士の法律相談を受けられる可能性が高くなります。ただし、担当弁護士を指定することはできません。
また、各都道府県に設置されている「法テラス」では、ご相談者の経済状況など一定の要件を満たすことを条件に、無料で法律相談を行い、必要な場合、弁護士に依頼した場合の費用の立替え(無料になるわけではなく、基本的には分割の返済が必要です)を行っております。ただし、担当弁護士は法テラスと契約している弁護士に限られます。
「弁護士に相談して満足度はどうでしたか?」
弁護士に相談するのは敷居が高いと感じ、相談をためらう方もいらっしゃるかと思います。しかし、弁護士に法律相談することには、例えば以下のようなメリットがありますので、トラブルが発生した際は弁護士への相談を検討してみてください。
弁護士に相談することのメリット
- ①適切な法的アドバイスを受けることができる
- 弁護士はご相談者から、お悩みやトラブルの内容、解決に向けたご希望などを伺ったうえで、最善の解決ができるよう適切な法的アドバイスを行います。
- ②依頼者の有利な結果になるよう対応できる
- 弁護士はご相談者・ご依頼者の利益を最大化することを考え、法的知識や経験に基づきトラブルの解決を目指します。
- ③相手方と交渉する必要がなくなる
- 弁護士に事件対応を依頼することで、弁護士が相手方との交渉窓口となりますので、相手方と直接交渉するストレスから解放されます。
- ④トラブルに対応する手間が省ける
- 弁護士に事件対応を依頼することで、裁判所への毎回の出頭、書面の作成・提出などは弁護士が行いますので、トラブルに対応する手間が省けます。
- ⑤味方がいるという安心感を得られる
- 紛争が裁判手続きに移行すると、解決までに年単位の長い時間を要することもあり、不安を感じることも多くなります。そんなとき、依頼者に寄り添う弁護士がいることで安心感を得ることができます。
いつ弁護士に相談するのが正解か?
「相手方から訴状が届いた」「トラブルが起きて交渉していたが解決できそうにない」など、ご自身でトラブルの対応をして時間が経ってから法律相談に来られるケースはよくあります。しかし、トラブルが発生した際は、できるだけ早いタイミングで法律相談を受けることをお勧めいたします。
相談するのが遅い場合、ご相談者が初動を間違ったことで紛争が複雑化し、それにより解決に長い時間を要することがあります。また、弁護士のアドバイスを受けずに対応したことで、ご自身にとって不利な方向に交渉や裁判が進んでおり、弁護士が依頼を受けても有利にトラブルを解決することが困難になることもあります。
「早期に相談するメリット・重要性」
お悩みやトラブルが発生した際は、できるだけ早いタイミングで弁護士に法律相談をすることが大切です。早期に法律相談することには、例えば以下のようなメリットがあります。
早期に相談することのメリット
- ①トラブルの解決に向けて正しく対応することができる
- 早期に弁護士から法的アドバイスを受けることで、弁護士が介入すべきトラブルかどうかの判断も含め、有利にトラブルを解決できるよう、初動を間違えずに正しく対応することができます。
- ②トラブルの予防につながる
- 弁護士はトラブルが起こる前の相談にも対応しております。トラブルが起こる前に適切な対応をしていたことで、トラブルを未然に防ぎ、トラブルが発生したとしても迅速かつ有利にトラブルを解決できる可能性が高まります。
- ③期限に注意すべき場合がある
- 法定期限内の対応が必要なトラブルの場合、早期に対応しなかったことで、請求権を行使できなくなったり、不利な結果が確定してしまったりする場合があります。そのような事態に陥らないためにも、早期に法律相談することが大切です。
弁護士保険のメリット
弁護士保険に加入する主なメリットは以下のとおりです。
- 泣き寝入りを防げる
- さまざまなトラブルに対応
- 保険料が手頃な価格帯
- 適正な解決を目指せる
それぞれのメリットを見ていきましょう。
泣き寝入りを防げる
法律トラブルに頭を抱えていても、弁護士費用が高くなることを心配して、泣き寝入りするケースはめずらしくありません。
特にトラブルによる損害額以上の弁護士費用がかかる場合は、多くの方が弁護士への委任を諦めてしまうことでしょう。
弁護士保険に加入していれば、弁護士への依頼にかかる費用を保険でまかなえますので、弁護士費用を払えずに泣き寝入りするといった事態を防げます。
さまざまなトラブルに対応
弁護士保険では、交通事故などに挙げられる偶発事故だけでなく、労働トラブルやネット被害などといった一般事件も補償の対象となります。
弁護士保険で対応できるトラブルの一例は以下のとおりです。
- 交通事故
- 自動車事故の損害賠償請求など
- 離婚問題
- 離婚調停や不倫相手の慰謝料請求など
- 労働トラブル
- パワハラやセクハラに対する慰謝料請求、未払い賃金の請求など
- ネット被害
- 投稿の削除や発信者の特定など
- 近隣問題
- 騒音やいたずらに対する内容証明郵便など
- 相続争い
- 遺産分割や遺留分減殺請求など
弁護士が活躍できる場は多岐に渡りますので、その分だけ弁護士保険が適応される分野も広くあります
保険料が手頃な価格帯
保険料が安い点も弁護士保険のメリットのひとつです。
弁護士保険の保険料は加入する会社によって異なりますが、月額数千円程度となっています。
月額3,000円の場合だと年間で36,000円の保険料がかかりますが、1日に換算すると100円程度の少額でお手頃な価格帯です。
弁護士への依頼費用はひとつの事件で数十万円から100万円以上かかることもあるため、経済的なメリットが大きい保険であるといえるでしょう。
適正な解決を目指せる
弁護士へ依頼することで、自分ひとりではできないような手続きや交渉が可能となり、最終的に納得感のある結論に行き着く可能性が高くなります。
当事者間だけで争いごとを解決しようとすると、感情的になって話が複雑化してしまい、かえって事態が悪化することも少なくありません。
法律のプロである弁護士に介入してもらえば、当事者間の協議よりも冷静な話し合いが期待でき、適正な解決を目指せます。
またトラブル中は精神的に疲弊してしまうことも多く、専門家に頼れるという安心感があるのも大きなメリットでしょう。
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「もしもの高額な支払いに備える」弁護士保険とは?
弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際の費用を補償してくれる保険です。
保険料の相場は月額3,000円程度です。そのため、30万円という着手金の相場額を考えると、保険に加入してから9年以内に弁護士に依頼すれば、元が取れます。
現代社会は、交通事故や離婚、労働問題など、さまざまな法律問題に見舞われがちです。そうした法律問題が降りかかってきた時に、弁護士保険に加入していれば弁護士に気軽に相談・依頼ができるので、問題の早期解決につなげられるでしょう。
弁護士保険を活用すると、法律相談料や着手金を全額補償してもらえる場合があるため、金銭的な不安も解消できます。弁護士への依頼に際して金銭的な不安を解消したい方は、弁護士保険に加入することをおすすめします。
「弁護士保険ステーション」では、弁護士保険取扱会社による4つの弁護士保険の「料金」「補償」「付帯サービス」などをわかりやすく比較できます。
保険によっては、保険加入後に弁護士保険に加入していることを示す「リーガルカード」や「ステッカー」が配布されるので、トラブルの抑止効果が期待できます。
そのほか、弁護士保険では、「弁護士紹介サービス」や「相談ダイヤルの設置」など、便利な付帯サービスが用意されています。
どの保険もサービスが充実しているので、ぜひ加入を検討してみてください。
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
100%※1 2.2万円/事案まで |
100%※1 300万円/事案まで |
80% 200万円/事案まで |
1,000万円 |
- ※1 実費相当額
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- 家族特約でご家族の保険料は半額!
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法律相談料 | 偶発事故※4 | 一般事件※5 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
なし ※1 |
70% ※2 |
70% ※2 |
1,000万円 |
- ※1 初回法律相談60分無料の弁護士を紹介
- ※2 着手金の次の①②のいずれか少ない金額
①被保険者が弁護士に支払う金額
②(基準-5万)×基本てん補割合(原則70%)
- 追加保険料0円で家族も補償
- 提携弁護士による初回60分の無料法律相談が可能
- デビットカードでの支払も対応
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
100%※1 2.2万円/事案まで |
100%※2 100万円/事案まで |
100%※2 100万円/事案まで |
1,200万円 |
- ※1 実費
- ※2 保険金は(基準額 - 免責金額)×100%です。
報酬金:(基準)×50%
- 20分間の無料弁護士相談など付帯サービスが充実
- 親が加入すれば18歳未満の子は自動的に補償!
- プランごとに報酬金の補償設定あり
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
実費 10万円を限度 |
実費 300万円を限度 |
補償対象外 | - |
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