YouTuberのための著作権侵害のトラブル対策
2019年07月5日
▲関連記事をチェック

この記事を書いた人

-
弁護士保険ステーションは弁護士保険会社4社を徹底比較するサイトです。
トラブルが起きた時でも対応できるようトラブルの対処法や、もしもの時に弁護士保険が役立つことを記事でお伝えできたらと思います。
最新の投稿
YouTuberとして日々動画配信をしているなら気をつけたい「著作権侵害」のトラブル。
音楽や映像、画像はもちろん、その他様々な制作物には著作権があります。
こうした著作権をしっかり理解せずに誤って配信をしてしまった場合、法に抵触する可能性も。
今回はそんな「著作権侵害のトラブル」について、事例と対策を合わせてご紹介します。
YouTuberならおさえておきたい!著作権について
著作権とは?
著作権とは、著作物の複製や放送、上演などを製作者が独占する権利のことで、著作権者は他の人が勝手に著作物から利益を得たり、利用したりすることを排除する権利があります。
ここでの「著作物」とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術、又は音楽の範囲に属するもの」と定義されており、これらを第三者が勝手に利用することはできません。
YouTuberにとって馴染みのある音楽、動画、画像もこれにあたります。利用にあたっては細心の注意を払わないと法に抵触する可能性があるので気をつけましょう。
著作権侵害でトラブルに発展したYouTuberの事例
音楽を無断利用したYouTuber
変身願望を満たすコンテンツとして女性に人気のあるメイクのライブ動画。企業とタイアップして広告効果も期待されるこの動画ですが、あるYouTuberはその動画内でアーティストの音楽を無断利用し、損害賠償を請求されたケースもあります。
額も1500万円を超える大きな事件に発展し、ニュースとしても話題になりました。
テレビ番組やアニメを無断配信した YouTuber
他の人がつくったテレビ番組やアニメなどにも著作権があります。それを無断で配信すれば著作権侵害として訴えられるリスクがあるのは当然のことです。
ひどい場合はアカウントの利用停止につながるケースもあり、総動画数100本のうち問題の動画が1本でもあれば、すべての動画が削除されることになります。
さらにYouTubeのアカウントだけでなくGoogleアドセンスアカウントを剥奪されることもあり、こうなると新しいアカウントを立ち上げることもできません。
イラストを無断利用したYouTuber
配信動画の中で画像を差し込むときはその著作権にも注意を払う必要があります。
他人が制作した画像を無断で利用すると動画削除だけでなく損害賠償請求を受けることも。
過去に著名なYouTuberが動画内で他の人がつくったイラストを無断利用し、動画を削除するケースもありました。
視聴数を稼いでいた動画ということもあり、大きな損失になったことでしょう。
もし著作権侵害トラブルに合ったら……?
専門家への相談
著作権侵害のトラブルにあった場合、警告の段階で該当の動画を削除すれば回避することが可能です。
警告を無視し続けると損害賠償請求を受けかねません。
著作権を侵害しないよう細心の注意を払いながら配信するのは大前提として、万が一トラブルに発展した場合は管理者の警告通り対応するのが賢明です。
厄介なのは権利者から許可を得ているのにも関わらずYouTube側から著作権侵害だと警告を受けてしまった場合です。
こうしたトラブルは権利者とのやり取りを文面で残したり、証拠となるものを残したりすることで対処可能です。
個人での対応が難しい場合は専門家へ相談し、管理者に正当な手続きで訴求しましょう。
まとめ
YouTuberとして動画制作をする際に避けては通れない著作権。
知らず知らずのうちに著作権侵害をしてしまうことも。
「違法ではないが脱法的である」というグレーゾーンの動画も多くありますが、正当な手続きを踏んでいなければ削除されても文句は言えません。
著作権の内容を正しく理解し、他者の権利を侵害しない動画制作、配信を心がけたいところです。
個人型の弁護士保険に興味がある方はこちら

保険料
2,980円/月払
身近に起こる法律トラブルが不安…
ネットトラブル・いじめ問題・離婚トラブル
ストーカー被害・金銭トラブル・ハラスメント
騒音トラブル・消費者トラブル・医療過誤 など
弁護士保険ミカタであらゆるトラブルに備えましょう!
「もしもの高額な支払いに備える」弁護士保険とは?
弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際の費用を補償してくれる保険です。
保険料の相場は月額3,000円程度です。そのため、30万円という着手金の相場額を考えると、保険に加入してから9年以内に弁護士に依頼すれば、元が取れます。
現代社会は、交通事故や離婚、労働問題など、さまざまな法律問題に見舞われがちです。そうした法律問題が降りかかってきた時に、弁護士保険に加入していれば弁護士に気軽に相談・依頼ができるので、問題の早期解決につなげられるでしょう。
弁護士保険を活用すると、法律相談料や着手金を全額補償してもらえる場合があるため、金銭的な不安も解消できます。弁護士への依頼に際して金銭的な不安を解消したい方は、弁護士保険に加入することをおすすめします。
「弁護士保険ステーション」では、弁護士保険取扱会社による4つの弁護士保険の「料金」「補償」「付帯サービス」などをわかりやすく比較できます。
保険によっては、保険加入後に弁護士保険に加入していることを示す「リーガルカード」や「ステッカー」が配布されるので、トラブルの抑止効果が期待できます。
そのほか、弁護士保険では、「弁護士紹介サービス」や「相談ダイヤルの設置」など、便利な付帯サービスが用意されています。
どの保険もサービスが充実しているので、ぜひ加入を検討してみてください。
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
100%※1 2.2万円/事案まで |
100%※1 300万円/事案まで |
80% 200万円/事案まで |
1,000万円 |
- ※1 実費相当額
- 単独型 弁護士保険 9年連続(2013~2021) 保有件数No1!
- 家族特約でご家族の保険料は半額!
- 弁護士費用の補償・トラブルの予防サポートサービス付保険
法律相談料 | 偶発事故※4 | 一般事件※5 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
なし ※1 |
70% ※2 |
70% ※2 |
1,000万円 |
- ※1 初回法律相談60分無料の弁護士を紹介
- ※2 着手金の次の①②のいずれか少ない金額
①被保険者が弁護士に支払う金額
②(基準-5万)×基本てん補割合(原則70%)
- 追加保険料0円で家族も補償
- 提携弁護士による初回60分の無料法律相談が可能
- デビットカードでの支払も対応
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
100%※1 2.2万円/事案まで |
100%※2 100万円/事案まで |
100%※2 100万円/事案まで |
1,200万円 |
- ※1 実費
- ※2 保険金は(基準額 - 免責金額)×100%です。
報酬金:(基準)×50%
- 20分間の無料弁護士相談など付帯サービスが充実
- 親が加入すれば18歳未満の子は自動的に補償!
- プランごとに報酬金の補償設定あり
法律相談料 | 偶発事故※3 | 一般事件※4 | 通算上限金額 |
---|---|---|---|
実費 10万円を限度 |
実費 300万円を限度 |
補償対象外 | - |
- 保険開始から使用可能な痴漢冤罪/被害ヘルプコール付き
- 加害者になった時の対人/対物賠償保険付き
- 気軽に加入できるリーズナブルな保険料
\カンタン4社比較/