SNSでは、情報発信や交流が手軽にできる一方で、誹謗中傷、個人情報の漏えい、なりすまし、ネットいじめ、詐欺など、さまざまなトラブルが発生しています。特に未成年者や著名人の被害も多く、社会的な問題になっています。
記事の要約
- SNSでは誹謗中傷やなりすましなど多様なトラブルが発生
- 相談先には警察や各種専門団体があり、無料で対応可能
- 弁護士保険は法律トラブルへの備えとして有効
代表的なSNSトラブル
- ・誹謗中傷
匿名での投稿により名誉や信用を傷つけられるケース。 - ・なりすまし
他人の名前や写真を使って偽のアカウントを作成。 - ・個人情報漏えい
知らないうちに住所や電話番号などが流出。 - ・ネットいじめ
悪意ある書き込みや嫌がらせを受ける。 - ・詐欺被害
SNS上で知り合った人物による金銭トラブル。
SNSトラブルに関する相談窓口
警察相談専用電話
SNSによる犯罪や緊急性のある被害の相談ができます。
| 電話番号 | #9110 |
|---|---|
| 受付時間 | 平日 8:30~17:15(地域によって異なる場合があります) |
| 相談料 | 無料 |
一般社団法人セーファーインターネット協会
誹謗中傷ホットラインが国内外のプロバイダ等に利用規約に沿った削除等の対応を促す通知を行います。
| 電話番号 | こちらをご確認ください。 |
|---|---|
| 受付時間 | 24時間受付(平日18時以降、土日祝、年末年始等のお問い合わせは翌営業日以降に回答) |
| 相談料 | 無料 |
厚生労働省 まもろうよこころ
LINEなどのSNSやチャットで悩みの相談ができます。年齢や性別を問わず利用できます。
また、お使いのSNSや年代に合わせて選べる団体もあるので、気軽に相談してみませんか。
| 電話番号 | 0120-061-338 |
|---|---|
| 受付時間 | 毎日8:00~22:30(22:00まで受付) |
| 相談料 | 無料 |
みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)
差別や虐待、ハラスメントなど、様々な人権問題についての相談を受け付ける相談電話です。電話は、おかけになった場所の最寄りの法務局につながります。相談は、法務局職員又は人権擁護委員がお受けします。秘密は厳守します。
| 電話番号 | 0570-003-110 |
|---|---|
| 受付時間 | 平日8:30から17:15まで |
| 相談料 | 無料 |
もしもに備えて弁護士保険への加入がおすすめ
弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際の費用を補償してくれる保険です。
保険料の相場は月額3,000円程度です。そのため、30万円という着手金の相場額を考えると、保険に加入してから9年以内に弁護士に依頼すれば、元が取れます。
トラブルはいつ起こるかわかりませんが、事態が本格化する前に、弁護士保険に加入しておくことは非常に有益です。特に、日々の生活で法律的な問題が発生する可能性がある場合、迅速に専門家に相談できる環境を整えておくことで、早期解決が期待できます。
待機期間とは
弁護士保険には、通常「待機期間」と呼ばれる加入後すぐには保険が適用されない期間が設けられています。
待機期間の長さは保険会社によって異なりますが、一般的には加入してから約1~2ヶ月程度が多いです。この期間中は、保険の対象とならないため、トラブルが発生してからの加入では、すぐに保険の恩恵を受けられない場合があります。
そのため、もしもの事態に備え、トラブルが起こる前に早めに加入することが重要です。
弁護士保険のメリット
現代社会は、交通事故や離婚、労働問題など、さまざまな法律問題に見舞われがちです。そうした法律問題が降りかかってきた時に、弁護士保険に加入していれば弁護士に気軽に相談・依頼ができるので、問題の早期解決につなげられるでしょう。
弁護士保険を活用すると、法律相談料や着手金を全額補償してもらえる場合があるため、金銭的な不安も解消できます。弁護士への依頼に際して金銭的な不安を解消したい方は、弁護士保険に加入することをおすすめします。
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弁護士保険とは
「弁護士保険ステーション」では、弁護士保険取扱会社による4つの弁護士保険の「料金」「補償」「付帯サービス」などをわかりやすく比較できます。
保険によっては、保険加入後に弁護士保険に加入していることを示す「リーガルカード」や「ステッカー」が配布されるので、トラブルの抑止効果が期待できます。
そのほか、弁護士保険では、「弁護士紹介サービス」や「相談ダイヤルの設置」など、便利な付帯サービスが用意されています。
どの保険もサービスが充実しているので、ぜひ加入を検討してみてください。

