ネットショッピングでは、商品の未着や違う商品が届く、支払い後に連絡が取れなくなる、偽サイトや詐欺被害など、様々なトラブルが発生することがあります。便利な反面、対面での確認ができないため、慎重な対応が必要です。
記事の要約
- ネット通販では未着や詐欺など多様な被害が発生する
- 相談窓口には国民生活センターや警察などがある
- 弁護士保険はトラブル時の費用負担軽減に有効である
代表的なネットショッピングの種類
- ・商品の未着・遅延
支払い後に商品が届かない、または大幅に遅れて届く。 - ・不良品・偽商品
注文と異なる商品、壊れた商品、偽物が届く。 - ・キャンセル・返金不可
返品・返金の対応をしてもらえない。 - ・詐欺サイト
実際には存在しないショップで商品を注文してしまう。 - ・個人情報の漏えい
信頼できないサイトに登録してしまい、情報が悪用される。
ネットショッピングに関する相談窓口
国民生活センター
消費者トラブル全般について相談を受け付けています。
| 電話番号 | 188(局番なし) |
|---|---|
| 受付時間 | 平日10:00~16:00 |
| 相談料 | 無料 |
消費生活センター(各自治体)
地域の消費者トラブルに対応する窓口です。
| 電話番号 | 地域ごとに異なる(188でも自動転送されます) |
|---|---|
| 受付時間 | 自治体により異なる |
| 相談料 | 無料 |
警察(サイバー犯罪相談窓口)
ネット詐欺や悪質なサイトに関する相談に対応します。
| 電話番号 | #9110(最寄りの警察相談窓口に繋がります) |
|---|---|
| 受付時間 | 平日8:30~17:15(地域によって異なる) |
| 相談料 | 無料 |
日本弁護士連合会(ひまわり相談ネット)
法的トラブルに関する弁護士相談が可能です。
| 電話番号 | 0570-783-110 |
|---|---|
| 受付時間 | 平日10:00~16:00 |
| 相談料 | 初回無料または有料(内容により異なる) |
消費者庁
消費者行政を所管し、ネット詐欺や不正商法の情報提供もしています。
| 電話番号 | 03-3507-8800(代表) |
|---|---|
| 受付時間 | 平日9:30~17:45 |
| 相談料 | 無料 |
もしもに備えて弁護士保険への加入がおすすめ
弁護士保険とは、弁護士に相談・依頼する際の費用を補償してくれる保険です。
保険料の相場は月額3,000円程度です。そのため、30万円という着手金の相場額を考えると、保険に加入してから9年以内に弁護士に依頼すれば、元が取れます。
トラブルはいつ起こるかわかりませんが、事態が本格化する前に、弁護士保険に加入しておくことは非常に有益です。特に、日々の生活で法律的な問題が発生する可能性がある場合、迅速に専門家に相談できる環境を整えておくことで、早期解決が期待できます。
待機期間とは
弁護士保険には、通常「待機期間」と呼ばれる加入後すぐには保険が適用されない期間が設けられています。
待機期間の長さは保険会社によって異なりますが、一般的には加入してから約1~2ヶ月程度が多いです。この期間中は、保険の対象とならないため、トラブルが発生してからの加入では、すぐに保険の恩恵を受けられない場合があります。
そのため、もしもの事態に備え、トラブルが起こる前に早めに加入することが重要です。
弁護士保険のメリット
現代社会は、交通事故や離婚、労働問題など、さまざまな法律問題に見舞われがちです。そうした法律問題が降りかかってきた時に、弁護士保険に加入していれば弁護士に気軽に相談・依頼ができるので、問題の早期解決につなげられるでしょう。
弁護士保険を活用すると、法律相談料や着手金を全額補償してもらえる場合があるため、金銭的な不安も解消できます。弁護士への依頼に際して金銭的な不安を解消したい方は、弁護士保険に加入することをおすすめします。
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弁護士保険とは
「弁護士保険ステーション」では、弁護士保険取扱会社による4つの弁護士保険の「料金」「補償」「付帯サービス」などをわかりやすく比較できます。
保険によっては、保険加入後に弁護士保険に加入していることを示す「リーガルカード」や「ステッカー」が配布されるので、トラブルの抑止効果が期待できます。
そのほか、弁護士保険では、「弁護士紹介サービス」や「相談ダイヤルの設置」など、便利な付帯サービスが用意されています。
どの保険もサービスが充実しているので、ぜひ加入を検討してみてください。

