近隣住人との賃貸トラブルの事例 | | 弁護士保険ステーション

近隣住人との賃貸トラブルの事例

賃貸住宅に住んでいると、さまざまなトラブルに遭遇することがあります。
個人で解決できなければ家主や建物の管理組合に対処してもらうことになりますが、それだけではおさまらないことも多々あります。

特に多いのが騒音のトラブル

いちばん多いトラブルが騒音に関するものです。
マンション等の集合住宅では、上階の生活音が下の階に響き、騒音ととられることもあります。
特に小さな子供がいる家庭では、走り回ったり飛び跳ねるなど大きな音が起こることが多々あります。
また、ペットの鳴き声も不快に感じる方が多いものです。
飼い主にとってはかわいいと思われるのかもしれませんが、動物嫌いの方には騒音でしかありません。
また、楽器の音も騒音トラブルの原因のひとつです。
昔、「ピアノの音がうるさい」と、上階の住人を刺殺した殺人事件が起こったことがありました。
ピアノやギターは一般のマンションではどれだけ防音対策をしても、外部への音漏れを防ぎきれるものではありません。
また、建物内ではなく、近所に工場があり、操業中の音がうるさいといったトラブルもあります。
昼間だけであればまだしも、残業等で夜間まで音が続くことで苦情を出す住人もいます。

ペットの悪臭

ペットの飼育が認められているマンション等で特に多く起こる問題です。
犬や猫など、1匹だけの飼育であっても、動物臭は発生しますし、糞尿のニオイも広範囲に広がります。
飼い主にはさほど気にならないものであっても、他の住人には耐えがたい悪臭であると感じられることも多くあります。

賃貸トラブルの解決は意外と困難

これらの賃貸トラブルを解決するための方法ですが、そのトラブルを起こしている相手に直接苦情を申し入れることは避けた方がいいかもしれません。
賃貸マンションであれば家主や管理会社、管理組合に対処を依頼することが最良かと思われます。
ただ、ペット飼育禁止のマンションであるのに、無断でペットを飼っている場合などは規約違反となるため、強硬な態度での通告が可能ですが、生活騒音や、ペット飼育が認められている場合のペットへの苦情については、
「このような苦情があるので、気をつけてください」といった程度の連絡をするだけですまされることも多くあります。

弁護士から内容証明郵便を送ってもらうのも有効

家主や管理組合からの注意で改善が見られないのであれば、弁護士に相談してみるのもいい方法かと思われます。
弁護士よりその相手に対して、内容証明郵便で警告書を送ってもらうことで解決するケースも多くあります。
「弁護士からの内容証明」となれば、本気で戦おうとしている意思が伝わるためです。
それでも改善されないのであれば、迷惑行為の証拠を集めて、損害賠償請求の訴訟を起こすことになるかと思われます。
その前に、弁護士より直接電話連絡を入れて話し合うことで、解決することも多いようです。

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